商業施設のプロモーションについて。
こんにちは。
かなり長い期間ブログをお休みしてしまいましたが・・・
久しぶりの再開です!
早いものでもうすぐ2013年も終わり。
仕事場から見えるイチョウの木もすっかり葉が落ちてしまいました。
最近、コンサルティング会社のクライアント様と一緒に、
商業施設の集客・販促を踏まえたプロモーションの企画・提案をする機会が多く、
地域特性を生かしたプロモーションの重要性を感じます。
ところで皆さんはショッピングモールに行かれる際、何を重視して選びますか?
・家からの交通の便が良いから
・行きたい目当ての店があるから
・最先端のファッションを選び、楽しみたいから
・子どもの遊び場や休憩所があってゆっくり時間を過ごせるから
・特に用がなくても、見ているだけで楽しく暇つぶしになるから
・ポイントカードを活用して、得したいから
・・・などなど
人それぞれ色々な理由があるかと思います。
さて、今年4月にオープンしたグランフロント大阪。
開業5ヶ月で来場者数が2700万人を突破。
これは東京スカイツリーを上回る勢いだとか。
高級店も多く立ち並ぶ中、期待すべき経済効果は・・・とういと、
来場者1人あたりが使ったお金はたったの740円!
関西人らしいといえばそうなのですが、「まずは話のネタに・・・」と
いわゆる物珍しさで見に訪れただけの来場者がほとんどだったのでしょう。
一概にショッピングモールといっても、立地、テナント、規模によって
ターゲットが異なり、店に訪れる際の服装や心構えも異なります。
そこで重要なのが、「地域特性を生かしたプロモーション」。
駅近なのに閑散として時代がストップしてしまったかのような施設も良く目にします。
オープン時に最先端であっても、時が過ぎると時代錯誤になってしまうことが・・・
ずいぶんとズレが生じてからでは、軌道修正するのが難しくなります。
常に、時代の流れや地域の特性に対して敏感にアンテナをはり、
いかにその地域に溶け込み、「新しさ」と「日常」のバランスを見極めた
プロモーションをしていくかがカギになると考えます。
今後も多くの商業施設の活性化に携わって行ければと思っています!