FLIPPER DCのデザインときどきカラフルblog♪

デザインのこと、イラストのことetc・・・ゆるりと書いていきたいと思います☆

仕事納めはEnglish!

こんにちは。

今日が仕事納めの企業も多く、

納会などをされるところも多いのでしょうか、

近くのピザ屋の宅配用バイクが

いつもの倍以上の数でスタンバイしております。

 

さて、今日はフリッパーDCも仕事納め。

あるスポーツクラブを経営されている大手企業様の

海外向け英語版企業パンフレット作成のお仕事が進行中なのですが、

2度目の校正段階まで本日終了致しました。

 

16ページに渡る業界の専門用語や日本語ならではの表現、四字熟語などを

英語にするのは、なかなか難しい・・・。

翻訳は全て翻訳会社に依頼し、その後翻訳会社と別の専門スタッフにも

入念に校正してもらい、さらに私の方でもチェックをします。

私自身は、英訳の全てを完璧に理解して間違いを発見できる程の英語力は

残念ながらありません・・・。

 

ですが、それでも

・「英訳の文章を校正する」

・「パンフレット全体の構成も含めて校正する」

この2つには大きな違いがあります。

 

その企業にとっての重要なキャッチコピー、企業理念など

日本語ではバシッと決まる四字熟語やフレーズがあっても

英語に直訳すると少しニュアンスにズレが生じたり、とても長々とした

説明じみた表現になってしまうことが少なくありません。

パンフレット内で度々登場するキーワードとなる言葉が

その度に若干違う表現で訳されていたり、

日本語で簡潔に表現されているタイトル部分が長くなっていたり

企業パンフレットとして冊子全体の文章・構成がうまくまとまっていない・・・など

英訳が正しくても、1冊の企業パンフレットとしてはスマートではありません。

 

それが海外に渡りその国の方が見る際は、

英語に訳されたそのパンフレットを見て評価・判断されることになるので、

その現場で恥ずかしくないものに仕上げなくてはなりません。

 

そこで、翻訳された英語を見てフレーズ的にしっくりこないものに関しては、

他の表現を模索してみたり、よりスマートな表現はないか、など

「英語のプロ」としてではなく、「校正のプロ」目線でのチェックも

欠かせないと考えています。

 

仕事納めの最終日。

大学時代を思い出しながら、英語の資料と向き合い、

ブツブツ英語で一人ごちておりました!

 

年明けは、1月6日(月)からの業務予定です。

本年度も多くの方々と色々なご縁でお仕事させて頂き、

ありがとうございました。

来年度もフリッパーDCをよろしくお願いいたします。

 

Have a great new year!!